top of page

HOME > 遊びの小部屋 > 古本屋日記

​日々のことや、仕事のこと

年末の古本の在庫整理

今年もあと少しとなり、家の大掃除や年末年始の買い出しなど、何かと慌ただしくなる日々だと思いますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今年があと少しで新年が差し迫っていると言われると、年内に済ましておきたいことを色々思い出してしまって、急に焦ってしまったりということになりやすいのですが、計画的に12月を過ごしていらっしゃった方でしたらこのようなことにならないのでしょうね。良い教訓になればと思います。

さて、今年中に済ましておきたいことの一つに、本の在庫の整理があります。日頃から大切に状態維持を心がけている思い入れの強い本たちを、もう一度一つ一つ在庫チェックし、新年に迎える東京古書会館での展覧会、下町書友会に向けて品揃えを整えておきたいと思っております。本の保存状態というものは、心がけひとつでかなり変わってくるので、歴史を刻んだ本を大事にすることは、古本屋の重要な任務であると思い心がけています。

綺麗な本というのは、何も新しい本だけではないと思っています。何十年もの時間を経て、現在にもその魅力を残しながら大切にされてきた本は、綺麗な上に美しく、本ながらの人格、品格を磨いてきているのだと思います。

そう思わせるだけの雰囲気が漂っております。

最新記事
​カテゴリー
bottom of page