「私の好きな週末」
昨日は冬至でした。でも東京の気温は例年よりもぐっと暖かく、冬至の印象とはかなりかけ離れた過ごしやすさでした。
そんな昨日読んだ、三好銀さんの「私の好きな週末」について書きたいと思います。
この作品は、三好銀さんの最後の単行本なのですが、追悼文として、数々の作家さんや、三好銀さんの実の子どもさんである風太さんによる文章も一緒に掲載されており、三好銀のファンにとっては嬉しくもあり寂しくもある一冊となっております。
漫画は三好銀さんの独特のストーリーの組み立てが存分に楽しめ、日常のささやかな場面を切り取り追求するコマ割りが、相変わらず素敵です。この中でも特に好きだなぁと思ったのが、トーストの場面と、木の板の男が出てくる場面です。
また読み返したいと思います。